
ブルックリン警察署、強力なバックアップ手段としてマラソンテクノロジーズ製品を採用
会社
ボストン市と境界を接するブルックリンには5万8,000人以上が暮らしているが、大学や企業、病院に通う人を加えると人口は10万人以上にものぼる。この活気ある街の安全を守るブルックリン警察署(BPD)には現在145名のスタッフが勤務し、フルタイムで事件、事故、火災、救急車要請の電話に対応している。
状況
住民の安全を守るため、警察署の基幹業務である治安を担うコンピュータアプリケーション (CAD (Computer-Assisted Dispatch : コンピュータ支援による警官派遣)、逮捕記録用プログラム、刑事事件の管理システム、事故報告書の記録管理システムなど)には24時間365日の可用性が求められる。
警察署はCADおよび9-1-1とCADアプリケーションとの強化されたインタフェースを利用して、事件、事故、火災、救急医療サービスといったすべての要請に対応している。BPDの技術部門トップであるScott Wilder氏は次のように述べている。「警官派遣から逮捕・記録システムまで、どのシステムにもダウンタイムは許されない。治安システムが停止すれば、標準報告書の手続きや法的要件に混乱が起きるだけでなく、警察官や住民の命が危険にさらされるおそれがある。また、ダウンタイムが発生すれば、通信が停止し、任務に必要な重要な情報を警察官に伝えることができなくなる。」
BPDでは長い間、2台目のサーバをメインサーバがダウンしたときのバックアップとして使用していたが、バックアップサーバの起動と切り替えは手動で行っていた。そのため、メインサーバに障害が発生すると、IT部門が何時間もかけてリカバリする必要があった。ダウンタイムの間は、旧式の非効率的な手動システムに頼って警官を派遣していたが、重要なプログラム、システム、記録にはアクセスすることができなかった。
ソリューション
BPDが求める24時間体制の高可用性を実現するため、技術パートナーであるLarimore社がマラソンテクノロジーズのeverRunTMソフトウェアベースのシステムの導入を提案した。
Wilder氏は次のように述べている。「他の高可用性ソリューションも検討したが、我々が必要とする機能を他社製品の6分の1から5分の1の価格で提供してくれるのはマラソンテクノロジーズだけだった。」
BPDはマラソンテクノロジーズのeverRunソフトウェアを採用し、標準的なIntelベースのDellサーバ上で実行し、重要なアプリケーションの可用性と継続的な稼動を実現した。また、everRunソフトウェアの購入、インストール、設定までの流れも非常にスムーズであった。
everRunソフトウェアは、2台のDellサーバの物理リソースを1つの動作環境にプーリングし、この2台のサーバを仮想的に1台のサーバのように見せて動作させる。こうして、重要なアプリケーションの高可用性が実現する。これにより、たとえ障害が発生して1台のサーバが停止したとしても、警官派遣システムとその他の治安アプリケーションはもう1台のサーバ上で中断なく稼動し続けることができる。
結果
BPDでは、8年以上にわたってマラソンテクノロジーズのeverRunソフトウェアを使用し、重要な治安アプリケーションを継続的に稼動させている。everRunを導入してからは、ハードウェアに重大な障害が発生しても、最高レベルの可用性を維持することが可能になった。
Wilder氏は次のように述べている。「年末の休暇の時期が来るたびに、重要なアプリケーションを保護するためにeverRunを採用して良かったと実感している。ある年、クリスマスにサーバがダウンしたことがあったが、everRunのおかげでサービスの中断を免れることができた。また、障害は完全に透過的であり、ユーザが気付くこともなかった。しかし、何より嬉しかったのは、クリスマスの日に警察署にこもってシステムをリカバリする必要がなかったことだ。everRunは、もはや警察署のデータセンターに不可欠な要素である。マラソンテクノロジーズのおかげで、警察、消防、救急医療チームが必要なアプリケーションに常にアクセスし、緊急事態に対応することが可能になった。」
ケーススタディのダウンロード (PDF, 170K)
